HPVワクチンは、子宮頸がんの原因になるヒトパピローマウイルス（HPV）の感染を予防することで、子宮頸がんになるのを防ぐことのできるワクチンです。

 

HPVは女性の多くが「一生に一度は感染する」といわれ、主に性的接触により起こるため、思春期に入る前にHPVワクチンを接種することが望ましいとされています。

 

日本では、毎年約1万人の若い女性が子宮頸がんを発症し、毎年約3000人が尊い命を落としており、子宮頸がんは近年明らかに増加傾向です。

若い女性の検診率は低く、早期発見が難しいのが現状です。また検診を受けていても診断がつきにくい種類の腺癌も増えています。

 

子宮頸がんの予防には、“HPVワクチンによる感染予防”と“定期的ながん検診”の両方がとても大切です。

 

当クリニックでは、HPVワクチン（ガーダシル；4価ワクチン）を接種することができます

 

定期接種の対象者は、小学校6年生から高校1年生相当年齢の女の子で、無料で接種できます。

半年から１年の間に３回の接種が必要です。

 

※新型コロナ関連の影響で、2021年3月末に接種期限を迎える高校1年生は、2022年3月末（高校2年生のおわり）まで接種期間が延長されています

 

また、これ以外の年齢の方（女性だけでなく男性も適応）も、任意で接種が可能です。

接種費用は１回16500円となります。

 

 

接種をご希望の方は、ワクチンの在庫確認が必要ですので、電話でお問い合わせください。

 

★お子さまの接種に悩まれている保護者の方は、ご相談させていただきますので、お子さまと一緒に一度診察にお越し下さい★

 

HPVワクチンリーフレット（概要版）

HPVワクチンリーフレット（詳細版）